名鉄 2000系 ミュースカイ[名鉄岐阜駅]

青葉裕紀2020/10/09 20:14:20 | 2021/03/05 03:42:04
名鉄
2020年10月10日、はるかで、
鉄道模型を走らせました。

今回は名鉄のミュースカイです。









名鉄 2000系 ミュースカイ[Nゲージ]











動画




速度はこんなもんかな。





以下は、2000系と名鉄岐阜について、ちょっとだけ語ります。







2000系と2200系の違いと共通点って何?


違いは車体傾斜装置の有無で、共通点は(特急形車両として)電力変換装置の手法です。
他にも色々ありますが、主なものはこれ。



違い:車体傾斜装置の有無


「振り子」と呼ばれるやつ。
2000系には車体傾斜装置が有って、2200系には無い。



一般に車体傾斜装置は「通過速度の向上と乗り心地の改善」が目的らしい。

ミュースカイの主な路線は中部国際空港へアクセスする空港線ですから、
空港線での速度向上と、空港へ行き来する特別車として重要な乗り心地が、主な目的だと思われます。







共通:VVVFインバータ


静かに加速するやつ。
岐阜県だと最近は養老鉄道の元・東急7700系が有名です。

VVVFインバータは2000系も2200系も共通。
加速の音がイイですよね。







名鉄岐阜駅ってなんであの場所なの?


もとは各務原鉄道の長住町駅だったからです。
(市内線の長住町電停とは別の駅)



各務原鉄道 長住町駅

(昭和3年~昭和23年)

昭和3年、各務原鉄道 各務ヶ原線の「長住町駅」が開業。
「長住町駅」が名岐線の「新岐阜駅」と合併して「新岐阜駅」になり、
「新岐阜駅」が「名鉄岐阜駅」に改称されました。







美濃電軌 笠松線、名鉄(名岐)笠松線

(大正3年~昭和5年、昭和5年~昭和23年)

大正3年、美濃電 笠松線の「新岐阜駅」が開業。
今でいう国道157号線、東海道本線の先の左カーブを抜けた場所(神田町10交差点付近)
が、当時の美濃電 新岐阜駅。


旧「新岐阜駅」が営業している間に、昭和3年、先に「長住町駅」が開業されたわけです。







名鉄名古屋本線 新岐阜駅

(昭和23年)

昭和23年、名鉄名古屋本線が全通。
名岐線の「新岐阜駅」だった駅が、のちの「新岐阜駅」に移転されました。









金山総合駅のようには進まなかった


各務原鉄道の長住町駅が先に開業された、という事実でした。



当時、岐阜駅の駅前は美濃電や市内線が通ってました。
各務原鉄道を岐阜駅まで延ばす(たとえば、安良田駅から先を南にカーブするとか)
というのは難しかったのかもしれません。


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